無料も?! 広島の不用品回収4つの方法と口コミ
「購入したら、家にあるものを捨てる」こんなスッキリした生活が送れればベストですが、どうしても家の中の物は増えていく傾向にあります。もったいなくて、なかなか捨てられないとか、そもそも不用品の処分方法がよく分からないと、物が溜まっていってしまうというケースが多いでしょう。
不用品回収で依頼するケースの例
まず、不用品処分の方法は大きく分けて2つあります。自治体の回収システムを使う方法と、不用品回収業者にお願いする方法です。
自治体によって多少差がありますが、多くの広島県の市では、ゴミ処理施設まで自力でゴミを持って行く持ち込み処分と、自宅前もしくは自宅近隣の指定のところまでゴミを持って行き回収をお願いする方法があります。車を運転できない方やご高齢の方などは、自宅近くへの回収を依頼することになると思いますが、ご高齢者にとって粗大ごみを戸外へ運搬すること自体が、困難だという場合が多いようです。
広島県内で粗大ごみを持ち込む場合の受け入れ先
【広島市】・安佐南工場 大型ごみ破砕処理施設:℡082-848-1114
【福山市】・クリーンセンター:℡084-354-4170、・慶応浜埋立地:℡084-934-3247
【呉市】・環境施設課:℡0823-74-9107
【東広島市】・賀茂環境衛生センター:℡082-426-0820
【尾道市】
・尾道市クリーンセンター:℡0848-48-2900
・御調清掃センター:℡0848-48-2900
・向島クリーンセンター:℡0848-48-2900
・因島リサイクルセンター:℡0845-24-0432
・瀬戸田名荷埋立処分地:℡0845-27-0454
【廿日市市】
・エコセンターはつかいち:℡0829-39-0266
・佐伯クリーンセンター:℡0829-72-0439
・大野清掃センター:℡0827-57-3487
・宮島清掃センター:℡0829-44-2003
・宮島一般廃棄物最終処分場:℡0829-44-2003
【三原市】・不燃物処理工場:℡0847-32-7262
【三次市】・三次環境クリーンセンター:℡0824-66-3449
【府中市】・府中町環境センター:℡082-286-3266、・安芸クリーンセンター:℡082-885-2538
【竹原市】・竹原安芸津環境センター:℡0846-28-0163、・竹原安芸津最終処分場:℡0846-45-5241
【庄原市】
・リサイクルプラザ:℡0824-72-1398
・備北クリーンセンター:℡0824-72-2044
・東城クリーンセンター:℡08477-2-0214
【大竹市】・環境整備課リサイクルセンター:℡0827-52-5101
【江田島市】・江田島市環境センター:℡0823-49-1731
【安芸高田市】・芸北広域きれいセンター:℡0826-72-6595
行政では処分不可能な不用品と手数料
・ブロック、レンガ、ピアノ、土砂、オイル、消火器、ガスボンベ、バッテリー、タイヤなどは自治体での処分を受け付けてもらえません。
・広島県の自治体の多くは、家電リサイクル法に関係する家電に関しては処分をしていません。メーカーなどに依頼をして、処分をしなければなりません。
民間の業者に頼んだ方がよい場合
自治体に粗大ゴミの回収を依頼するには、自力でゴミ処理所に運ぶか、戸外へ搬出して回収してもらう必要があるのですが、その「運ぶ」という作業自体、人によっては難しいという場合があります。民間業者に依頼をすれば、その問題はクリアされます。
また、自治体の不用品処分は一度に大量に出せないというのが基本ルールです。市によって異なりますが、中には1回あたり3点までしか出せない自治体もあります。そのため、1度にたくさんの不用品の処分を希望している際は、民間業者を選択する方が便利です。
無料というケースも?広島の不用品回収方法4つ
不用品を、無料で処分する方法もあります。こちらでは、それについてまとめました。
①自治体への持ち込み
広島県では各自治体によって、持込の際のルールが異なります。粗大ごみを持ち込む場合、無料となっている市もありますが、有料の市もあります。無料であっても持込には変わりありませんので、それ相応の労力が必要になります。
粗大ゴミと言いましても、その大きさや長さはさまざまですが、タンスなどあまりにも大きく重さもあるものとなりますと、そもそも運び出すのも大変な上、車に積み込めないという問題が生じます。このような場合は、民間業者に委託したほうが楽であるといえるでしょう。
<ごみ処理施設に直接持ち込む場合>
広島県すべての市で、ゴミ処理施設への直接持ち込みを受け付けています。しかし、費用や持ち込む際のルールに関しては各市さまざまです。申込が必要な市もあれば、不要な市もあります。
<戸別収集の場合>
戸別収集となりますと、各市粗大ごみの処分は有料となります。電話、フアックス、インターネットなどで、回収についての申し込みを行い、回収日当日の朝、自宅前や指定された集積所へ、粗大ごみを出します。一度に出せる個数に制限を設けている市もありますので、注意が必要です。
②広島のリサイクルショップに引き取ってもらう
広島県内にあるリサイクルショップでは、不用品に対する無料査定や出張買い取りを行っているところがたくさんあります。少しではありますが、不用品をお金に換えることができます。買い取ってもらえると聞くと期待してしまいますが、その多くがしょせんは不用品。わずかな額の買い取りになるケースも多いですが、いつかどこかで誰かの役に立つと思えば有意義な処分方法です。
自治体に出してしまうと、有料のケースが大半ですが、リサイクルショップであれば、少しでもお金になる可能性があります。リサイクルショップに無料出張・査定をお願いして、先に売れるものは引き取ってもらうというのが理想的と言えるかと思います。そして、売れなかったものを自治体の粗大ごみに出すという方法が、ベターでしょう。
CDやDVD、ブランドの服や古本などは、それぞれ専門のリサイクルショップというものがありますので、得意なところに分けて持って行きますと高値で買い取ってもらえる確率がアップします。「商品価値がないものは引き取れない」と言われる可能性もありますので、持込の際は、持ち込む前に商品価値がないものも引き取ってもらうことができるか、聞いてみましょう。
③広島の不用品回収業者に有料で引き取ってもらう
不用品回収業者であれば、家庭から会社のものまで不用品を何でも引き取ってもらえます。ただし業者ですので、有料となります。不用品回収業者によりますが、不用品1点につき2,000円などといった単品コースや、軽トラック1台20,000円といったコースなど、いろいろなスタイルのプランを用意しているケースがあり、このようなプランを上手に活用しますと、各市の戸別回収よりも安価で処分できることもあります。ベッドやたんすなど、自治体に頼むのが難しいものも不用品回収業者であれば、手際よく処分してもらうことができます。
<不用品の回収費用を抑えるために>
不用品回収をお願いすると、どうしても費用がかかります。少しでも安く済ませたいと思うのは、当然の気持ちです。実は、回収費用というものは業者によって差があります。そのため、回収費用はおおむね、運搬にかかるコストやスタッフの人件費、処理費用などで算出されますが、前もって業者の情報を集めておくことが重要になります。
不用品回収を業者にお願いする際のポイントですが、不用品をジャンル別に仕分けしておくことです。こうすることで業者の分別作業の手間が省け、売れそうな不用品を買い取ってもらえる可能性があります。買い取り金額を回収費用と相殺してもらえるので、不用品を安く処分できます。
<有料の不用品回収における取扱品目について>
①家具類
ソファ、ダイニングテーブル、机、婚礼箪笥、本棚、ロッカー、三面鏡、ドレッサー、窓、サッシ、流し台、洗面台、仏壇、ドアなど。
②自動車関連
バイク、バッテリー、自動車、耕運機、自転車など。
③楽器類
ギター、トランペット、アップライトピアノ、エレクトーン、琴、などの楽器類。
④大型のもの
シンク、風呂、物置、小屋など。
⑤工業用品
チェーンソー、建築資材、ボイラー、ドラム缶など。
⑥家電製品
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、パソコンなどのリサイクル家電や、DVDデッキ、ラジカセ、オーディオ、ステレオなど。
⑦その他
CD、DVD、おもちゃ、人形、ぬいぐるみ、ダイエット器具、陶器、ガラス食器、洋服、お着物、書籍、ゲーム機など。
*不用品回収業者によっては、不用品回収後の部屋の片づけを依頼できるところもあります。最初にお願いしておけば、お部屋の片づけの費用も込みで見積もってもらうことができます。
不用品回収業者で回収してもらえないものは?
各々の市で毎週回収している一般ゴミや、プラスチック、空き缶などは回収不可です。それ以外にも、薬剤や塗料、洗剤といった特殊なものも難しい業者が多いようです。不用品が回収してもらえるかどうか不明な際は、事前に業者に確認しましょう。不用品回収業者によっては、リサイクル法に基づく家電を回収してくれない業者もあります。これらについても確認をして、契約する前に理解しておく必要があります。
不用品はどんなものが多いの?
タンスや布団、こたつやテーブル、衣類、家電など、いろいろなものが不用品として回収されています。各市での処分費用と回収業者による費用を比べてみますと、家電製品に関してはあまり違いがありません。大型のものになると各市の方が安いケースもありますが、それゆえに搬出にかかる労力を自分で背負わなければなりません。
④ネットオークションで売却する
引っ越しが絡む不用品処分ではなく、特に急いでいない場合であれば、骨董品や着物、ブランド衣類やバッグなどについては、ネットオークションに出してみるのも一つの手段です。オークションの面白いところは、自分にとっては不用品でも必要とする人がいれば、落札され落札金額が手に入ります。ただ注意が必要なのは、輸送費用の負担の関係もあり、大物はわりに合わないかもしれません。
家電リサイクル法に該当する粗大ごみの処理の仕方
家電リサイクル法をご存知でしょうか?これは、エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機が対象となっており、これら不用品から部品や材料をリサイクルして、資源の有効活用を目的とした法律です。
エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の処分に関しては、買ったお店やこれから買うお店で引き取ってもらうのが一番簡単です。広島県の場合は、自治体では引き取りを行っておりません。
リサイクル料金の目安は?
同じ家電でも、メーカーや大きさでリサイクル費用は異なるようです。おおむね、エアコンで1,500円くらい、テレビは1,800円~3,000円、冷蔵庫は3,600円~4,600円、洗濯機は2,500円くらいで、それ以外に運搬にかかる費用が必要になります。
不用品回収業者の中には、リサイクル家電も回収してくれるところもあります。こちらに依頼しますと、軽トラック1台で2~3時間の作業で30,000円程の料金となります。
不用品回収業者の選び方3つのポイント
早急に不用品を処分したいときは、不用品回収業者に依頼するのが一番早いです。ほとんどの物を迅速に回収してもらえます。不用品回収業者のチョイスについてですが、まずは自治体の許可を得ているかを確認しましょう。そして価格が適正かどうか信用できる業者なのかを、ネットなどを上手に活用し、調べて選ぶようにしましょう。
①業者が自治体許可を得ているかどうかを確認する
不用品回収や買い取りというのは、実は自治体の許可が必要です。しかし世の中には、違法業者も存在します。違法業者というのは不用品を回収し、不法投棄する業者もあり、社会的に問題となっています。
このような問題業者に依頼しないために、インターネットの不用品回収業者比較サイトを活用しましょう。ランキング上位の業者を選ぶことが、リスクを回避できる一つの手段です。あとは、自治体から与えられている認可番号を確認することです。
②チラシだけをうのみにしないこと
よく買い取り業者や回収業者のチラシが、ポスティングされているかと思います。このようなチラシで安易に業者選びをすると、のちのち後悔することもあります。チラシに大きく安さを謳っていても、端の方に小さく「出張料金、回収料金別」書かれている場合は、考えられないような多額の金額を請求されることも少なくないようです。近年はネットの口コミ情報などが豊富ですから、ネットで業者の評判を確認してから依頼するようにしましょう。
③見積もりを取ること
不用品が多いケースは、無料見積もりを上手に活用するとよいでしょう。業者によっては、無料見積もりを行っているところもあります。中には簡単な回収料金のみの見積書を事前に用意し、最終的に積み込みの人件費や交通費を請求というケースもあります。事前の無料見積もりで、しっかり詳細を書いている業者は安心ですが、見積書がいい加減な業者に関しては、信用性に欠けるので依頼するのは控えたほうが無難です。
不用品回収を依頼した人の口コミ
当社サービスを利用した方の口コミはこちらのページに掲載しています。
まとめ
一般家庭の不用品の処分は、広島県各市のゴミ処理施設に持ち込む方法や、回収してもらう戸別回収などがあります。しかし、ご高齢の方や力に自信がない方などにとって、容易な回収方法とはいえません。
不用品回収業者に依頼する方が、簡単で楽に処分できます。はじめての際は少し不安かもしれませんが、信頼できる業者にお願いできれば問題ありません。自力で重くて大きい荷物を運搬する労力なく、一気に身の回りを片付けることができます。